柴田葵の物置小屋

ごちゃごちゃですみません。

ゴールデンウィークだし、8日間連続でイベントやるか。DAY04

co-ba KESENNUMA、ゴールデンウィーク8日間連続イベントの4日目は、『インド居酒屋』です。

 

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と言いつつ、インド人ではありません。

この方は、インド系アメリカ人のニシャント・アンヌさん。

 

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アメリカ育ちのニシャントさんは、2014年にJETプログラム(The Japan Exchange and Teaching Programme、『語学始動等を行う外国青年誘致事業』)の参加者として気仙沼に初めて来ました。

ALT(外国語指導助手)として働き、2016年にアメリカへ帰国。

 

しかし、気仙沼への思いが強く残り、2017年に再度気仙沼へ移住しました。

現在は観光協会で働いています。

 

インド系アメリカ人のニシャントさんが作るカレーが絶品というのは、気仙沼では有名な話です。

食べたくて食べてたくて震えていた私ですが、今回はやっと叶うことに…!

 

イベント開始から間もなく、お客さんがたくさんやってきます。

 

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みんな、あまり聞かない『インド居酒屋』の物珍しさにわくわくしている様子でした。

 

この日は、インド伝統のタンドリーチキンやオクラの炒め物(名前を忘れてしまった…)、2種類のカレーがメニューとして出されました。

 

 

 

そのうちの1種類のカレーには、ニシャントさんが自ら捌いたヒラメが使われていました。

 

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照明が怪しげだけど、味は最高

そこまでこだわっていたカレーは、多少、いや、結構辛かったけど、すっごく美味しかったです。

やっと食べれた!っていう感動も相まって涙が…。

 

断じて辛いからじゃないです。

 

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カウンターには、瓶に入った数種類のスパイスが並べられていました。

完璧にインテリアとして馴染んでいる。可愛い。

 

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プロジェクターでインド映画を流していました。

雰囲気がそれっぽい。

 

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ニシャントさんは、コミュニティマネージャーの淳さんとも仲良し。

 

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なんか周りが楽しそうだから、私もお友達のシュギさんとツーショットを撮ってもらいました。

韓国から気仙沼に働きに来ているお姉さんです。

 

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みんな思い思いに話して、飲んで、ソファでくつろいで、「楽しかった〜!」って帰っていきました。

 

たまにはこういう異国情緒溢れるイベントもいいな。

 

 

 

いよいよ折り返し!

翌日は180度変わって、「和!」なイベントです。

 

『他力本願寺 坊主BAR』

 

次回は、他力本願寺とは、というところから説明させていただきます。

お楽しみに!

 

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〜DAY05に続く〜

 

 

写真:小松大河(https://twitter.com/taigakoma2

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ゴールデンウィークだし、8日間連続でイベントやるか。DAY03

こんにちは。柴田葵です。

 

co-ba KESENNUMA、ゴールデンウィーク8日間連続イベント。

早くも3日目がやってまいりました。

 

今回はこちらです!

 

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左から、斉藤和枝さん、小野寺紀子さん、根岸えまさん



 

『鶴亀食堂ナイト!』

 

いつものco-baとは少し違った雰囲気で、新鮮なイベントでした。

 

まずは、根岸えまさん、小野寺紀子さんの挨拶から始まります。

 

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鶴亀食堂を立ち上げることにした経緯や思いをお話して頂きました。

 

 

彼女たちがまず問題意識を感じたのは、130年続く『亀の湯』が防潮堤工事のため2年前に閉鎖して以降、漁師さんたちが港から歩いていける銭湯がないことでした。

そこで、『鶴亀の湯』という銭湯をつくることを決意します。

 

その後、市場の周りには、銭湯だけでなく、朝ご飯を食べる事ができるお店もないことに気がつきました。

そうしてつくることにしたのが、『鶴亀食堂』。  

 

『鶴亀の湯』、『鶴亀食堂』は現在準備中で、今のところオープン予定は6月とのこと。

 

鶴亀食堂のメニューは構想段階ということで、この度はco-baでお試しオープンをして頂けることに!

 

参加費の2000円で、定食+ワンドリンクが付きます。

定食メニューは、刺身定食とカマ煮定食。

 

プラス料金、ALL300円で

・たらっぽ天ぷら

・行者にんにくの和風サラダ

・マグロのネギトロ

・ひろちゃんのポテサラ

・ひろきくんの豚バラ大根

 

ひろちゃんって…?

ひろきくんって…?

 

 

 

ご紹介しましょう。

 

まずはひろちゃんこと、三浦弘子さん。

 

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 鶴亀食堂で料理のお手伝いをする方。

このイベントでの料理も作ってくださいました!

 

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美味しそうでしかない…!

 

続いて、ひろきくんとは、この前日に行われた『日本酒バー』の菅原大樹さんです。

この日はお客さんとして足を運んでいただきました。

 

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か、絡まれてる…けど楽しそう

 

日本酒バーの様子はこちら。

aoi-s-writer.hatenablog.com

 

 

えまさん、紀子さん、弘子さんの人柄に引き寄せられ、この日も大盛況。

飛び入り参加も多数ありました。

 

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素敵な光景!

オープンしたら絶対行こうっと。

 

 

 

 

さて、3日目が終了!

まだ折り返しですらありません。

 

次は、海外からの移住者、ニシャント・アンヌさんによる『インド居酒屋』。

 

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なんか、気になりますよね?

ですよね?

 

わかります。

続きもぜひご覧ください!

 

〜DAY03に続く〜

 

写真:小松大河(https://twitter.com/taigakoma2

aoi-s-writer.hatenablog.com

ゴールデンウィークだし、8日間連続でイベントやるか。DAY02

こんにちは。柴田葵です。

 

タイトルの通り、私が現在気仙沼インターンをしているco-ba KESENNUMAでは、ゴールデンウィークに8日間連続でイベントを開催しています。

 

ラインナップはこちら。

 

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なんか面白そうだし、毎日分のレポートを書いてみようということで、2日目です。

まずは1日目の様子からご覧ください。

 

 

〜〜前回のあらすじ〜〜

 

「さ、今日はゴールデンウィーク8日間連続イベントの初日!

ともしびCandle Cafe&Barをやるぞー!

お客さんいっぱい来るといいな☆」

 

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開始

 

 

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30分後

 

 

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2時間半後。終了。

 

〜〜前回のあらすじ、終わり〜〜



さあ、2日目はこちら!

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気仙沼の地酒『蒼天伝』で知られる男山本店。

その5代目、菅原大樹(すがわらひろき)さんによる日本酒バーです!

 

きっと前日同様、落ち着いた感じでしっぽりと飲む感じかな!

 

 

 

 

 

 

と、思ったら

 

 

 

 

 

 

 

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めっちゃ盛況!!

 

なんと、30名程のお客さんが来てくれました。

過去に数回開催している日本酒バーですが、来客数は過去最高。

 

みんなすごく楽しげです。

私も楽しかった。(飲めないけど)

 

 

カウンターでは、大樹さんがお客さんに日本酒を選んでいます。

 

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少し話を聞いてみました。

 

 

葵 :今回は、どういった基準で日本酒を選んだんですか?

 

大樹:自分が飲んだ事があるもので、なるべくバラエティ豊かになるように選んだよ。

辛口が好きな人もいれば、フルーティーなものが好きな人もいるし、様々な好みを持った人に対応できるようにしたつもり。

日本酒をあまり飲んだ事がない人にも、好きな1本を見つけてもらえるようにね。

 

 

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大樹さんセレクトの、日本酒ラインナップ

 

 

葵 :まだ飲めないのでよく分からないんですけど、イメージ的に日本酒って上級者向けな感じがします。

 

大樹:日本酒って、あまり詳しくない人からすると、手を出しづらいと思われたり、ハードルが高いと思われがちなんだよね。

自分が選んだものを飲んでもらう事によって、あまり飲んだ事がない人には入口に立ってもらいたい。

普段飲んでいる人にも、新たな発見をしてもらいたいなって思う。

 

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葵 :このイベントをきっかけに日本酒を飲むようになりました、とか言われたら最高に嬉しいんでしょうね…!

 

大樹:自分が美味しいと思ったものが、シェアしたことをきっかけに他の人のお気に入りにもなったらとても嬉しいね。

 

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「誰かに喜んでもらうために」というのがすごく伝わってきました。

 

大樹さんのそんな思いが伝わったのか、会場は笑顔に溢れていて、幸せな空間になっていました。

外から入ってくると眼鏡が曇るくらいの熱気で、すごい盛り上がりです。

 

 

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お酒に激弱いので普段はあまり飲まないオーナーも、

 

 

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日本酒でいい感じになって家系ラーメンへの愛を抑えきれなくなってしまった先輩も、

 

 

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みんな、

 

 

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いい笑顔!

 

 

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これにするー!なんて言いながらね。いいなあ。

あと1年したら、大樹さんに日本酒のこと教えてもらおう…。

 

 

普段日本酒飲まないんだーっていう人も2杯目のおかわりをしていたり、「飲みやすい!」なんて声があちこちから聞こえてきたり、大盛況、大成功でした。

 

 

 

8日間連続イベントは、まだまだ序盤!

この2日間のギャップに負けず、あと6日間乗り切ります!

 

 

お次はこれ!お楽しみにー!

 

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〜DAY03に続く〜

 

 

写真:小松大河(https://twitter.com/taigakoma2

aoi-s-writer.hatenablog.com

ゴールデンウィークだし、8日間連続でイベントやるか。DAY01

 

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〒??

 

 

 

 

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!!

 

 

 

 

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まどろっこしい始まり方ですみません。

 

 

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ここは、私が現在気仙沼インターンをしているシェアオフィス『co-ba KESENNUMA』です。

 

キャンドルがたくさん灯っていて、通りすがる人たちが思わず足を止めて見てしまうような、幻想的な外観になっています。

 

まあ、ね。さすがに普段からこれではないですよ。

 

この日、こんなにキャンドルキャンドルしているのには、もちろん理由があります。

 

その理由とはこれ!ででん!

 

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co-ba KESENNUMAのオーナー、杉浦恵一さんによる『ともしびCandle Cafe&Bar』というイベントのためです。

 

はて。

画像の右下に何か書いてますね。

 

『GW8days DAY 01』

 

 

 

 

 

 

 

DAY 01

 

 

 

 

 

 

 

そう、co-ba KESENNUMA、ゴールデンウィークに8日間連続でイベントを開催しています。

 

ラインナップはこんな感じ。

 

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気仙沼にいる人なら分かる、「おぉ…!」なメンバーです。

 

このブログで、co-ba KESENNUMAっていうワードが出てくる事が多いと思います。

だけど、結局どんな場所なのかあまり分からないですよね。

 

だから、毎日分のレポートを載せます。

8記事も書けば、さすがに雰囲気の10%くらいは伝わると思って。

 

てことで、つべこべ言わず始めます!

 

 

最初に、なぜこんなに大量のキャンドルがあるのか、というところから説明をします。

 

co-ba KESENNUMAの隣には、同じく杉浦さんが経営する『ともしびプロジェクト キャンドル工房』があります。

 

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『ともしびプロジェクト』は、2011年に杉浦さんを筆頭に発足した団体。

東日本大震災が起こった2011年から現在まで、毎月11日にキャンドルを灯してSNSで共有する事で、合言葉である「忘れないをカタチに」を表現し続けています。

 

tomoshibi311.com

 

隣が工房なので、キャンドルには困らないというわけです。

 

 

『ともしびCandle Cafe&Bar』の主催者である杉浦さんに、話を聞いてみました。

 

 

葵 :杉浦さんがイベントを主催することになって、ただのバーじゃなくてキャンドルを使う事にしたのはどうしてですか?

 

杉浦:俺、キャンドル好きなんだよね。それだけ。

 

葵 :ありがとうございます。

 

 

答えがシンプルすぎて、10秒で完結しました。

 

 

 

どうせ、ただキャンドルが灯っててコーヒーとかお酒を飲むだけなんでしょ?

なんて思ってますね?

 

なめないでください。

 

 

 

 

 

 

 

ど正解です。

 

「キャンドルを囲んでゆったり飲みましょうや。

さあ、let's チルアウト!」

なイベントです。

 

それだけかーいとは言わせません。

キャンドルの癒し効果。これこそなめないでください。

 

とにかく、中に入ってみましょう。

 

 

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どん!

 

すごくないですか。このオブジェ的なオブジェ。

 

この周りに置いてある椅子やソファに座って、だらっとゆるっとお話をしつつ飲むだけ。

気軽に来れるイベントです。

 

最初にいたのは、オーナー、コミュニティマネージャー、インターンの3人に加えて、ゴールデンウィークで帰省中の旧インターン、それとコミュニティマネージャーのずっ友。

 

さ、この5人のco-baメンバーでお客さんを迎え入れるぞー!

 

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まずは5人で飲み始めます。(もちろん私はジュースです)

誰が来てくれるかなー。

 

 

 

 

 

 

 

〜〜30分後〜〜

 

 

 

 

 

 

 

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ま、さすがにまだ30分だし。

 

 

 

 

 

 

 

〜〜1時間後〜〜

 

 

 

 

 

 

 

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〜〜1時間半後〜〜

 

 

 

 

 

 

 

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…終わった?

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、そんな日もあるよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8日間の幕開けが、思っていたよりもゆっくりと始まりました。

 

でもね、キャンドルがこれだけ並んでいる空間って、不思議な力があるんですよ。

気分が落ち着いたり、普段ならしないような深い話を人としやすくなったり。

そこにあるだけで魔除けだと思い込む事が出来て、おばけが怖くなくなったり。(個人差があります)

 

部屋に1つ置いて、たまに灯してみてください。

いいよ、キャンドル。

 

 

 

 

 

それにしても、ゴールデンウィークだし、もっとバタバタすると思っていたなあ。

こんな感じかあ。

きっと明日も心に余裕ができそうだな!

 

1日目、お疲れさまでした!

 

 

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〜DAY02に続く〜

 

 

写真:小松大河(https://twitter.com/taigakoma2

大河さんのインタビュー記事もあります。
aoi-s-writer.hatenablog.com

人生の先輩、映像クリエイターの小松大河さんに話を聞いてきた

 

 

やりたいことが分からないあなたへ

 

「やりたいことがない。

私は、一体何をして生きていきたいんだろう。」

 

こんなことを考える人は多いはずだ。

事実、私もそうであった。

考えても考えても分からなかった。

何が分からないのかすら、分からなかった。

 

そんな状況を打開した自分なりの方法は、「外に出続ける」ことだった。

初めましての人、場所。

色んな物に出会う中で、それまでは微塵も興味がなかった、文章を書く仕事に辿り着いた。

 

同時に、この先輩と出会った。

 

小松大河さんだ。

 

 

以前の私と同じような悩みを抱えている人がいるのなら、ぜひ彼の話に耳を傾けてほしい。

簡単にプロフィールを紹介しよう。

 

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小松大河さん

 

twitter.com

 

プロフィール

1998年生まれ。

宮城県気仙沼市出身、神奈川県在住。

映像クリエイター。

株式会社ツクルバが運営するシェアオフィス「co-ba shibuya」のスタッフとしても働いている。

好きな物は、家系ラーメンと、家系ラーメン。それと、家系ラーメン。

 

 

 

筆者との関係性を説明させてもらう。

大河さんは、私、柴田葵が現在インターンをしているシェアオフィス「co-ba KESENNUMA」の前のインターン生だった。

そこの先輩後輩として仲良くさせてもらっている。

夜10時にも関わらずラーメンを食べに連行される程、仲良くさせてもらっている。

こちとら一応、ピチピチの18歳だ。

気を遣っていたらせめて8時までにするだろう。

そういうことだ。

 

 

ちなみにco-baは、日本全国に展開する会員制のシェアオフィスだ。

ホームページをみてもらうと雰囲気が良く伝わるだろう。

co-ba.net

 

 

 

 

さて、彼は今、映像製作に没頭している。

それは、なぜなのか。

今までどんな経験を積んできたのだろうか。

過去から遡って聞いてみよう。

 

 

 

 写真:米山凱一郎 https://www.instagram.com/guyichiro/?hl=ja

 

 

インタビュー

 

 

葵 :忙しい中ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

 

大河:よろしくね。

 

葵 :それでは早速始めます。まずは…

 

大河:なんだっけ、家系の話?

 

葵 :違います。なんなんですか?なにゆえの愛情ですか?

 

大河:あー聞いちゃう?そこ聞いちゃう?ほら家系っていうのはさ…

 

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完全にどんぶりを表す手

葵 :(やってもうた。)

 

大河:あれってほら、何度か食べた後に突然気付くんだよね。

 

葵 :え、何にですか?

 

大河:依存していることに。

 

 

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葵 :(楽しそうに話すんじゃないよ。)

はい始めますよ。真面目にお願いします。

 

大河: すみませんでした。

 

葵 :生まれてから小中高と、気仙沼だったんですよね。

私が知っている1番古い話が、co-ba KESENNUMAでのインターンなんですけど、それ以前は?

 

大河:底上げだね。

 

底上げとは

認定NPO法人底上げは、

東日本大震災直後に宮城県気仙沼市で立ち上げました。

東北の高校生が、”自分のやりたいこと”と

”地元のためにできること”を考え、

行動をおこすサポートをしています。

そこから高校生が主体性や自ら学ぶ力、

課題解決力を身に着け、

同時に地域に根ざした活動を通し郷土愛を育むことで、

新しい社会やワクワクする地元を

つくることができる人材を育成しています。

(認定NPO法人底上げのホームページより)

 

sokoage.org

 

 

大河さんが参加していたのは、メンバーが高校生で構成される底上げYouthという団体だ。

 

 

葵 :底上げYouthには、どういうきっかけで参加したんですか?

 

大河:高校1年の冬、教室に「クリスマス会やります」って言うポスターが貼ってあったのね。当時はほら、女子と遊びたい時期じゃない?だから女子も来ると思って、それだけの理由で参加したんだよ。そしたらそれが、底上げの企画で。

何に1番びっくりしたかって、自分と1歳や2歳しか変わらない高校生が、イベントを企画して運営できるんだってとこ。びっくりしたね。

そこで「入れば?」って言われて、その場で参加することにしたのが最初かな。

 

葵 :女子を求めて行ったら底上げと出会ったと。

 

大河:すごく棘を感じる。まあそういうことだね。

底上げに参加したことで、初めて「楽しそうな大人」に会ったのは大きかったな。

こういう人たちなんだけど。

 

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楽しそうな底上げの大人たち

 

高校生ってさ、普通に生活してたら、出会う大人はほとんど家族か先生しかいないじゃん。

その人たちは「正しいとされていること」しか言わない。そんな中で育っていたから、なんだこの人ら、面白いなって思った。

だから、なんで底上げに関わっていたかというと、家でも学校でもない「安心できる場」だったから。

年齢も所属も関係なく、一緒になって本気で遊んでくれる人たちが珍しかった。

 

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底上げYouth時代

 

葵 :じゃあ、まちのために何かをしたかったから参加していたわけじゃないんですね。

 

大河:そう。それが1番の理由ではなかった。

ただ、やっていることは地域活動だったり、町おこしとかの領域だったから、自分もこういうことをこの先もやっていくんだろうなと漠然と思っていた。

大学受験をしたんだけど、志望校も、そういう地域系に強い大学にしたのね。

でも、落ちた。それで浪人してたんだよ。

そんなタイミングで声をかけてくれたのが、co-ba KESENNUMAのオーナー、杉浦さんだった。

気仙沼にいて暇なら、うちくれば?」って。

 

葵 :あれ、なんか聞いた事ある。

 

大河:だいたいパターンが一緒だよね(笑)

これからどうしようって悩んでるけど、なんかやりたくてうずうずしてる時に「co-baくる?」「行きます。」みたいな。

 

葵 :見事に引っかかるという。

 

大河:そうそう。そんな流れでco-ba KESENNUMAでのインターンが決まった。

 

葵 :底上げとco-baの違いは、どの部分にあると感じましたか?

 

大河:それまでお世話になった人たちって、基本的にその人が上にいて、自分はそこに憧れてるみたいな構図だったのね。

何かをするってなっても、その人のサポート無しには出来なかった。

逆に言えば、悩みを打ち明けたら、必ず何かを返してくれる、神様的な存在だと思っていた人がほとんどだった。それこそ底上げの人たちとかね。

 

 一方、co-baの人たちは、むしろ一緒に仕事をまわしていく、みたいなところがあって。

また別の憧れを抱いたんだよね。

底上げにいた頃は、「この人のようになりたい」という憧れだった。届かない背中というのが前提で、それを追いかけてた。

co-baってコワーキングスペースだから、そこにいる人ってそれぞれ別に仕事をしてるじゃん。そんな人たちを掛け合わせて遊んでいる風景が、面白すぎたんだよね。

 

 

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co-ba KESENNUMAの2人と大河さん エイプリルフール用の閉店ドッキリ写真


 

もちろん憧れてはいるし、ああなりたいって思うよ。

でも、届かない背中っていうより、早くそこに混ざって一緒に仕事をしたいっていう、別のモチベーションの方が大きかった。

 

葵 :それ、私もまさに感じています。

 

大河:半年くらいインターンして、自分に戦える武器がないっていうことに改めて気付いたんだよね。これは、ちゃんと考える期間が必要だなって思った。

そんな頃、co-baにいる時にぼそっと「湘南好きなんすよね」って話をしたんだよ。

そしたら、杉浦さんに「お、湘南知り合いいるぜ」って言われてさ。「でた〜」ってなったよね。

 

葵 :でた〜(笑)

 

大河:顔広いから(笑)

で、その場で電話をしてくれた。

「うちから1人行くかもしれないんだけど、空いてる?」

『空いてますよ』

「はい決まったー」っていう流れ。

 

葵 :トントン拍子が過ぎる。

 

大河:ほんとに。「思った事はとりあえず何でも口に出す」というのがco-ba KESENNUMAでの学びだったな。

 

葵 :ジョニーデップとデートしたい。

 

 

 

 

 

 

 

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葵 :それで、湘南に行く事になったと。

 

大河:(あれ、さっきの夢かな)

うん。最初はほんと、白紙状態で出てきたんだよ。やばくね?

 

葵 :何のプランもなしに、ですか?

 

大河:そう。その時はまだ映像もやってなかったし。

 

葵 :え!?あのクオリティで1年経ってないんですか?

 

大河:全然。湘南に行ってから半年くらいはほぼニート生活だった。

時間は無限にあったから、色んな場所に行って、人と話してたな。

そしたらだんだん湘南仲間ができてきたんだよね。

 

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大河さんの湘南仲間たち

 

その人たちと、「湘南の旅番組作ろうぜ」ってなって、作ったのがこれ。

 

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葵 :すごい!めっちゃYoutube

 

大河:映像の知識だけは前からあったんだよね。

機材のこととか、カメラのこととか、好きだったから知ってはいたんだけど、実際に作ったのはこの時が初めてだった。最初は、iPhoneで撮影してMacで編集ってところから始まったな。

 

葵 :素人目からしても、今のクオリティとの差はなんとなく分かります。

 

大河:今見るとめちゃくちゃ恥ずかしいもん。

まあ、これを作り始めてから、色んな人に「映像やったら?」って言われたんだよね。

 

葵 :じゃあ、今映像を仕事にしているのはYoutubeがきっかけなんですね。

 

大河:そうだね。映像が仕事になるんだって気がついたのはこれがきっかけだった。

ちゃんと頑張ったのはここ半年くらいのことだよ。とにかく手を動かしていたのもあるし、その中で分からない事があったら調べて、っていうのを繰り返してた。だから、割と早いペースで上達したと思ってる。

 

葵 :とにかく手を動かす…。

 

大河:結局ね、手を動かすのが1番早い。やって失敗して恥をかいて、っていうのを繰り返さないと。みんな最初から完成系を目指そうとして、「まずは勉強を頑張ります」とか言うわけ。いや、やってみればいいじゃん。めちゃくちゃクオリティ低いの出してもいいから。

 

葵 :あれ、これもなんか聞いた事があるな。

 

大河:これは志田兄さんがよく言うやつなんだけど、「駄作を出す勇気」だよね。

とにかくそれをしまくった半年間だったな。

 

(志田兄さんとは、co-ba KESENNUMAのもう1人のスタッフ、コミュニティマネージャーの志田淳さんのこと。)

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大河さんの最新の製作映像がこちら

 

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大河:で、「映像が仕事になるかもしれない。でも分からない」って時に、co-ba shibuyaでスタッフ募集をしてたんだよ。

「これは!」って思って、応募した。

 

葵 :どうして応募しようと思ったんですか?

 

大河:理由は2つあった。

1つ目は、自分の得意領域が動画だっていうのを明確にしたかったから。

2つ目は、自分の理想とするコミュニティ像を言語化したかったから。

 

葵 :と、言いますと?

 

大河:高校生の時にまちづくり系の活動をしていて、大学もその方向に進もうとしていたんだけど、落ちて行けなかったのがずっともやもやしていたんだよね。ただ、映像の仕事をしてみて思ったんだけど、どの仕事も結局「コミュニティ」なしには回らないし、人を大切にしないといけないんだなって。その中で、俺が理想とするコミュニティはどういうものなんだろう、というのを言葉にしたいと思ったってところかな。

 

葵 :まちづくりの活動も、映像も、コミュニティ重視で見ていたということですか?

どうしてもその活動がしたい、どうしても映像を撮りたい、とかではなく。

 

大河:そうだね。そういう動機じゃなくて、むしろ、そのコミュニティに関わっていたいというモチベーションの方が大きかった。

それこそco-ba KESENNUMAを出てきた理由もそうだけど、みんながかっこよく仕事をしているのを見て、俺もそこに関わりたいなって。

それで、たまたま得意な、得意になりそうなことが映像だっただけの話。別に、映像という仕事に対して「これだ!」ってビビっときたわけではない。

 

葵 :そうだったんですね。

 

大河:映像は、目的に対してのひとつの手段というか。

仲間と協力して何かを達成する、そういう働き方にすごく憧れを抱いていて、そこに行くには自分も何か武器を手にしないとと思って、もがいていたら映像が見つかったっていうだけ。

 

葵 :聞く人によっては、そんな見つかり方もあるんだ、ってびっくりすると思いますね。実際私も文章に出会うまで、「これだ!」っていうのが見つかって、それを仕事にするもんだと思ってましたから。

 

大河:案外こんなもんだよ。

 

葵 :co-ba shibuyaで働き始めて半年経ちましたが、応募した時に考えていた2つの目標のゴールは見えてきていますか?

 

大河:そうだな。

映像に関しては、今は完全にco-baコミュニティの中で仕事として確立されているから、達成したかったところまで来れてる。

もう1つのコミュニティについては、関わっていけばいく程、「コミュニティって面白いな」ってなってきて、当初以上にもっと深く関わっていきたいなっていう模索段階。

 

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co-ba shibuyaでのイベントの様子



 葵 :すみません、詳しくなくて理解できていないんですけど、コミュニティの面白さって、どのようなところにあるんですか?

 

大河:co-ba shibuyaの話をすると、常に化学反応が起きているところかな。会員が100人くらいいるんだけど、各々持っているリソースがハンパないんだよね。そんな人たちが同じ場所に集まっていると、

「最近どう?」っていう話から始まって、

「今こういう案件があってさ…」

「実は今こんな人探してるんだけど」みたいな。

そこから仕事に繋がるんだよね。

しかもみんな、本気で遊んでいるというか。「やっちゃえ〜」っていうノリでやっちゃった結果、クオリティが高いものが出来上がる。大人が本気で遊ぶことは誰でもすぐにできるけど、それが「楽しかった!」で終わらずにちゃんとビジネスになっているのが面白い。

 

葵 :ビジネスになっているっていうことは、ちゃんと社会の為になっているってことですもんね。すごいな〜。

 

大河:あと、コワーキングスペースの運営に関わった事で、もう1つやりたいことが出てきた。

co-baコミュニティの中でもそうだけど、個人としても、誰かの夢を応援できる人間になりたいっていうこと。

それが投資なのか、コンサルなのかはまだ分からない。

でも、「これからやりたいことがあるけど、お金がない、きっかけがない」っていう層をゼロにしたい。

これがこれからの目標。

 

葵 :そういう人、周りにたくさんいます。大河さんのような人が増えたら、チャレンジする人も確実に増えますよね。

それでは最後に、座右の銘を聞かせてください。

 

大河:「我以外皆我師(われ以外みなわが師)」。

これは、教師の親父に教えてもらったんだけど、作家の吉川英治さんの名言なんだよね。

本当に周りには師匠しかいないなって思う。

色々な人がいるなってここ何年かで体感しまくっていて、人それぞれに強みがあって、新しい発見をくれる瞬間が必ずある。

年齢、性別、生き物かそうじゃないかってところも関係なく、みんなが師匠だなって。

これが座右の銘で合ってるのか分からないけど、いつも思ってる。

 

葵 :ありがとうございました。

きっと最後まで読んでくれた方には、ただの家系オタクじゃないことが伝わったと思います。よかったですね。

 

大河:辛辣。

 

 

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本当は仲いいです。

 

 

 

閉じこもらないで

 

特にビビっときたわけでもない。

流れで映像に辿り着いただけ。

ただ、しっくりきているから続けているし、これからも続けていく。

 

なんというか、こんなもんだ。

 

だからといって、ただ待っているだけではもちろんだめだ。

よっぽどのことがない限り、あなたにとっての「映像」は向こうからやってこない。

 

自分から外の世界に出ていくことが大切だ。

 

 

「やりたいことがない」と悩んでいるあなたへ。

どんどん外に出て行こう。

いつか振り返った時に、

「ああ、そういえばそんなことで悩んでたな」と思える日が来るはずだ。

 

さて、1記事目が無事に終わった。

これから色々な人にインタビューをしていくのだが、今の仕事と、ビビっときて出会ったという人の話も聞いてみたい。

 

 

 



そうだ。これだけは言わせてほしい。

実際の取材の時は、冒頭の家系ラーメンの話はもっと長かった。本当に長かった。

これから大河さんと話す人に伝えたい。

 

小松大河に家系ラーメンの話題を振るべからず

 

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興奮しすぎて、ミュージカル調に熱弁されることになるだろう。

 

以上、柴田葵でした。